| 用例登録 |  | 
辞書にAI用例を登録します。
単語とその読みを指定すると、ATOKが適切な用例を判断して登録します。また、独自に用例情報の内容を変更することもできます。
■設定項目の説明
- ATOK辞書/[辞書設定]
 用例を登録する辞書セットまたは辞書ファイルを設定します。
 [辞書設定]をクリックすると、辞書セットまたは辞書ファイルを選択することができます。
 ATOK12用の辞書セットまたは辞書ファイルのみ設定できます。
 
- 単語1/単語2
 用例として登録する単語とその読みを入力します。
 
- [実行]
 クリックすると、用例登録 単語の登録ダイアログボックスが表示されるので、設定した単語を登録します。
 すでに、登録されている単語を 単語1/単語2 に設定した場合は、用例登録ダイアログボックスが表示されます。
 
 用例登録-[辞書設定]
用例登録-[辞書設定]
■設定項目の説明
- 辞書セット選択
 ATOK12環境設定の 辞書・学習シート で設定している辞書セットの一覧が表示されています。
 その中から、操作の対象となる辞書セットを選択します。
 
- 内容
 選択した辞書セットを構成するファイルの一覧が表示されます。
 辞書のファイル名には、.dic がつきます。
- ・システム辞書
- 変換に使用する辞書のうち、中心となる辞書です。
- ・ユーザー辞書
- 変換結果の学習や単語登録を書き込む辞書です。
- ・補助辞書1〜補助辞書4
- 法律・金融用語辞書や医学用語辞書など専門分野の辞書を設定します。目的に応じて複数の辞書を組み合わせて使用することで、システム辞書だけでは網羅できない単語などの変換精度がよくなります。
 
 
- 辞書ファイル設定/ATOK辞書/[参照]
 操作の対象となる辞書ファイルを1つだけ選択する場合にオンにし、ファイルを設定します。
ファイル名がわからない場合は、[参照]をクリックすると、一覧から辞書ファイルを選択することができます。
 
 用例登録-[実行]
用例登録-[実行]
■設定項目の説明
- 英字の大文字小文字を区別する
 アルファベットで読みを登録する場合、大文字・小文字を区別するかしないかを設定します。
 オンにしておくと、アルファベット1文字に対し、大文字・小文字別に2種類の単語を登録することができます。
 
- 品詞
 変換の精度をよくするために、適切な品詞を設定します。
 
- [登録]
 詳細を設定し単語を登録します。
 
 用例登録-[実行]-[登録]
用例登録-[実行]-[登録]
■設定項目の説明
- [登録]
 適切と思われる用例情報をATOKが自動的に追加して、辞書に登録します。
 
- [用例詳細1-2]/[用例詳細2-1]
 AI用例の助詞情報について、独自に設定することができます。
 
 用例登録-[実行]-[登録]-[用例詳細]
用例登録-[実行]-[登録]-[用例詳細]
■設定項目の説明
- が〜も
 単語1と単語2の間にそれぞれの助詞が使用できる場合にオンにします。
 
- 助詞なし
 単語1と単語2の間に助詞がなくても、記述可能な場合にオンにします。
 [例]個人+使用
 
- 助詞一般
 「が」〜「も」以外の一般的な助詞が使用できる場合にオンにします。
 [例]まで、こそ
 
- 用言連体
 単語1が用言(動詞、形容詞、形容動詞など)の場合に、単語1の連体形と単語2で意味が通じる場合にオンにします。
 [例]著した+本
 
- 用言一般
 単語1が用言の場合に、単語1の連体形以外の活用形と単語2の意味が通じる場合にオンにします。
 [例]切ったり+貼ったり